上京物語~東京レインボープライド2024に参加して(1日目)からの続きです。
これは、会場で会う人会う人、皆に苦言を呈していたのですが、とにかく東京での宿泊先を見つけるのに、大変苦労しました。。。とにかく高い!まあ、週末だ、と言う事を考慮しても、それでも高い!!色々と調べて、とにかく『東京都』から出ないと安くならないと知り、ボクは千葉県に宿泊しました(笑)
と言うのも、往復深夜高速バスを利用したので、とりあえず泊まるところはちゃんとしたホテルがよかった…なので、移動距離を犠牲にしました。
2024年4月21日(日)東京レインボープライド2日目。朝。それは突然襲ってきました…
ベッドから起き上がれないのです(笑)。後で調べたら、1日目だけで24,000歩ほど歩いており、しかも途中は重い重い荷物を背負ってだったので、もう、足腰が(汗)
自分の年齢と恨み、体力の無さに愕然とし、けれど幸いなことにこの日はプライドパレードに参加して、あとは友人と食事をし、バスに乗って帰宅するだけでしたので、老体に鞭打ち活動開始!途中、ボクにとっては珍しく、元気の前借りもしました。
プライドパレードは沢山の団体が歩く、と言うことで、まずはこの代々木競技場第二体育館に一旦集められ、順番に外に出て、フロートと合流し歩き始める、と聞いていたので、会場に向かう前に歩道橋からパシャリ。
プライドパレードの登録のため『ぷれいす東京』のブースへ行くと、もう、会いたい人のオンパレード!!
まずは『特定非営利活動法人ぷれいす東京』の代表であられる、生島 嗣さん!!
そして、ご自身もセクリャルマイノリティかつHIV陽性者かつ『ぷれいす東京』のボランティアスタッフである、福生大輔さん。
井上さんとは、『HIV Futures Japanプロジェクト』で関わらせていただく前、ボクが『特定非営利活動法人 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス』のスピーカー活動を始めた時、一番最初に依頼を頂いた、個人的に思い入れのある(笑)方です。
ボクが参加したのは『#UPdate HIV』と言う名前で、HIV陽性者団体やHIV陽性者支援団体、製薬会社の方々などが参加する、総勢約60名の団体!歩きながらのコール・アンド・レスポンスは「We are POSITIVE!」「UPdate HIV!」。大輔さんが赤いメガホンを持ち、出走前の待ち時間の間に、皆で練習。
先頭を行くフロートには、DJYUMEさんの操るアゲアゲな曲とともに、ドラァグクイーンのラビアナ・ジョローさんとGOGO BOYのTENさんが盛り上げてくれました!!
最初、コール・アンド・レスポンスの練習をする時に、大輔さんが「多分、今までで一番“HIV”と叫ぶ一日になるでしょう!」と言われた通り、おそらく、ボクがHIV陽性者となって20年とちょっと生きてきた中で言ってきた「HIV」の回数よりも、この一日(厳密にはこの1時間)で「HIV」と言った回数の方が多い、と思っています(笑)。
1時間ほど、東京の街を歩き、性も根も果て(笑)けれど、心の中ではとても清々しい気持ちでいっぱいでした。
実は今回ボクは、フロートの先頭で横断幕を持って歩く、重要な役回りをしていたのですが、頭の中では色んな事を考えていました。
プライドパレードの様子は『NPO法人 akta』の【こちら】から多くの写真をご覧いただけます(ボクもバッチリ写ってて恥ずかしい…)。
上京物語~東京レインボープライド2024に参加し終えて、に続く…